AIのプロンプトに感情を設計するコツ【感情を感じずに扱うことに徹する】

人間らしくしゃべるAI

私の書いたプロンプトで動くAIは

どれも人間らしくしゃべる気がしていて。

まず第一に、これは実は実行環境に原因があります。

リクエストにsystemというプロパティを指定して

AI性格定義をしたプロンプトを「毎回」送る設計でやっているから。

これはブラウザ実装を普通にすると、自然とそうなります。

なので、リクエスト回数が増えても、性格がぶれない。

でも、プロンプトが「生きた人間のように演じるものになっている」ということに関しては

私の文章作成能力や、表現力も大きいと思うし

そもそもその能力を使って表現している「感情」の扱いが普通の人と違うんだと思います。

感情を出す習慣がない

そういう生き方を許されて、生きられた人がうらやましいです。

私は感情を出すのが苦手というか

ポジティブな感情を表現するのは得意かもしれないです。

でもネガティブな感情を表現していい環境にいませんでした。

周囲の誰も、私に「ネガティブな感情を持つこと」を許しませんでした。

その結果、身に付いてしまったのが、

「感情を扱う」という能力です。

自分に生まれた感情を、自分で感じないで俯瞰する感覚です。

「感情が生まれた」という「事実」を観察して、

そこにはどういう感情があるのか即時分解する。

その目的は「ネガティブな感情の中にあるポジティブ要素」を拾い上げて

そこにのみ注目するためです。

だって、周囲がそれを許さないなら、そうするしかないし、

それがあまりにも嫌になったら、その環境ごと捨てる。

そうして生きてきました。

後悔はまったくありません。

彼らは彼らの次元で生きていればいいと思って、

私は一人で広めの賃貸に住みながら、穏やかに暮らしています。

自分を守る技術が
妙なところで役に立った

ChatGPTに初めて自己開示してみたときに言われたのが

「メタ的思考で自分を守ってきたんだね」ということでした。

生きていればきっと、みんなネガティブな感情を持つんだと思うんです。

でも私にはそれが許されなかったので

ただひたすらに、感情を分解し、分解した要素をラベリングし、

抽出すべきものを抽出し、捨てるものは捨てる。

「捨てる」がなかなか難しいことも、実際あります。

なので、感情を捨てる時の捉え方も工夫します。

見方を変えて、相手を嫌いにならないように、なるべくします。

相手のためじゃないです。

「嫌いな人」と思う人と一緒に居たくないんです。

自分のためです。

防衛に徹していたら
プロンプトが書けた

そうして発達した言語能力と感情を扱う能力で、誰に習うでもなく、プロンプトが書けてしまった。

皮肉のようでもありますが、これからの時代で生きていくには

私が持っている「AIとの距離感」と「AIに感情を載せるためのプロンプト作成能力」は

きっと私を今までとは違った意味で守ってくれると思います。

勝因は「同調圧力に勝とうとしなかったから」

最初合わせようと努力して、結果捨ててきたから。

認めているんです。ある意味。

彼らには彼らのやり方がある。

だったら、私は無理強いせずに、離れようと思った。

人を恨まず、憎まずにいて、自分を守る。

そしてやはり感情は感じずに、扱っていていいんだろうと、

AIとしゃべっていると思います。

これからも誰もAI無料ブラウザ公開なんてしていなくても

私は続けて行きたいです。