前に作ったことがある
「天使のまりちゃん」
私はこのブログよりも前に少しだけしていたブログのときに
「寝たきりの高齢者の方に語り掛けるAI」というのを作ってみました。
ブラウザ画面の自動submitで音声が流れるようにしました。
笑い声や、あまり意味のない、でもポジティブなワードを言ったり
急に感じるかもしれないけど「ありがとう」とか言うAIでした。
寝たきりの高齢者の方って「ありがとう」って言われないと思うんです。状況的に。
でも、AIが言ってくれる。そういうAIでした。
でも実装した結果は…OpenAIのAPIキーを使う実装方法しかわからない私には
TTSしか使えないために、人工音声が怖く感じて
「これを聞かされる高齢者の方の尊厳を損ねる」と思いました。
そもそも着眼点が
センシティブ
寝たきりの高齢者の方だって、本当は、人の声を聞きたいはずなんです。
それをAIで代用って…実際どうなんだろうって。
まだ、今の世の中にはそう感じる人の方が多いんじゃないかなって思います。
でも、今後社会がどう変化していくかわからない中で、
そういう需要があるかもしれない。
でも、私にはそれ、実際難しい。
音声合成のAIを円滑に実行する環境も用意できなければ
音声合成のAIを作る技術もない。
※「天使のまりちゃん」を作った頃の私は、音声合成AIに高スペックな実行環境が必要なことを知りませんでした。
誰かがやってみても
いいんじゃないのかな
って思ったので、ネットの片隅に、こういうことを考えた「自称:テクニカルクリエイター」がいたってこと。
書いておいてもいいんじゃないかなって思いました。
議論の余地のある発想だと思います。
でも、どこかの企業がこれを見て、
そのときの社会の流れによっては採用してみてほしいなって思います。
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